~北九州市立大学ひびきのキャンパスの学生が、北九州市を拠点に活躍されている企業様にインタビューを行い、企業の事業内容や魅力をまとめた取材記事を作成しました~
✨私たちが取材しました📝✨
【話し手📢】GMOインターネットグループ株式会社:桑原 謙吾さん(システム統括本部 アーキテクチャ統括チーム SREチーム リーダー)、合田 蘭さん(システム統括本部 アプリケーション開発本部 アクセス開発部 とくとくBBプロダクトチーム)
【聞き手🎤】北九州市立大学 国際環境工学部3年:M・Tさん、W・Yさん
✨企業プロフィール🏢✨
GMOインターネットグループ株式会社(所在地:北九州市小倉北区福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1 セントシティ12F)は、1991年5月24日に設立した会社で、「すべての人にインターネット」という企業理念のもと、グループ全体をあわせて、世界で約7400名のパートナー(※)が働いています。主な事業としては、人の暮らしと産業を支えるインターネットの「基盤」を提供するインターネットインフラ事業、ビジネスを行うお客様の集客をお手伝いするインターネット広告・メディア事業、自由で便利な「金融」を提供するインターネット金融事業、デジタルで守られているインターネット上のお金とも言える暗号資産の健全な運用を支える暗号資産事業があります。また、2023年10月末に新会社「GMO教えてAI株式会社」を設立し、新サービスとして生成AIプロンプトポータル「教えてAI byGMO」を公開しています。このサービスは、 ChatGPTなどの生成AIが利用者の意図通りの結果を出力するために必要な「プロンプト」を集めたポータルサイトで、タグ付けされたプロンプトをキーワード検索などにより手軽に見つけることができます。プロンプトの実行例も掲載していて、出力結果のイメージができるため、より目的に適したプロンプトを探し出すことができます。同社の魅力は、現状に満足せず「No.1」を目指す意識の高さ、 AIを積極的に活用した最先端の技術を用いて作業ができるということにあり、そこに強みがあります。
(※)GMOインターネットグループでは、従業員のことを上下関係のない親しみがある関係性であることを込めて「パートナー」と呼んでいます。


【質問1】インターネットの需要増加に伴い出てくる課題とは何がありますか?
インターネットの需要が増加すると、便利になる一方で、悪用による犯罪やトラブルも多発してしまいます。そこで、利用する方々のセキュリティ意識向上が必要になってきます。GMOインターネットグループではイベントや学校での授業を通して、セキュリティ含むITリテラシー向上の活動を行っております。
【質問2】幅広い事業を展開する上で共通して心がけていることとは何でしょうか?
展開事業の特徴としてトレンドの移り変わりが速いことが挙げられます。そのため、常にトレンドを意識し、使いこなせるようになること、事業の提供のスピード感を重要視することを共通して心がけています。
【質問3】情報システムを学んでいる人材は、貴社で活躍できますか。
情報系の知識は仕事上必要になるため、情報システムに理解がある人は活躍できます。その他に活躍できる人として、ものづくりができる人などが挙げられます。また、仕事内容として、プログラム、セキュリティーの揺れ統一、インフラ等に分けられるため、それぞれの必要な知識は異なります。
【質問4】貴社での社員研修にはどのようなものがありますか。
入社後、数か月間はグループ全体で一般的な社会人マナーの研修やプログラミング、セキュリティ研修を行います。配属後は実業務を先輩と一緒に行い、業務に必要なスキルを身に着けます。
【質問5】取得するべき資格としてはどのようなものがあるのでしょうか?
分野によって取得するべき資格は異なるため一概には言えないが、業務を行う上で役に立つことは、実際に0からものをつくることだと言えます。あくまで資格とはツールであり、ゴールではないことを心得たうえで、外部のグループに参加し開発を行った経験などがあると有用です。
✨学生インタビュワーの編集後記 ~お話をお伺いした感想~✨
企業に勤めるために必要な技術や経験についてだけではなく、実際に業務を行う上で何が必要であるのが分かり、より具体的に自分のキャリアについて考えられるようになりました。企業研究において、自分が希望している職種以外についても調査をし、その企業の特徴を知ることで自分の可能性を見つけることができることを改めて実感しました。今回の話を聞き、企業研究を進める上で大切なことに気付かされるいい機会になったと思いました。
