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実際にU・Iターンを経験し、北九州市の企業に就職して生活している先輩たちの生の声をお届けするこの企画。

今回は、主に発電用高温高圧バルブの開発・製造・保守を行っている【岡野バルブ製造株式会社にお話を伺いました。

ーーーーー  よろしくお願いします。まずは御社について教えてください。

岡野バルブ  はい。主に発電用高温高圧バルブの開発や製造、保守を行っておりまして、1926年11月に創業にして97年目になります。【マニュファクチャリング・トランスフォーメーション】をビジョンに掲げ、『ものづくりの変革』を目指し、一世紀にわたって蓄積してきたものづくり企業としての基盤に合わせて、最先端情報技術を中心とした革新的振興技術とデザインを組み込み、『未来型ものづくり企業の在り方』を社会に示していこうと考えております。

ーーーーー  具体的には、どのような事業内容なのでしょうか?

岡野バルブ  コアビジネスとしてはバルブの製造事業と、それに伴うメンテナンスの事業という2つの柱で事業運営を行っています。1932年に高温高圧バルブの国産化に初めて成功し、このときにバルブ弁座面にステライトという非常に硬い物質を適用したのですが、こちらは世界初の技術であり、今も世界中のバルブでスタンダードな技術として使われています。

メンテナンスはバルブを納めたあとの補修や点検になりますが、顧客のあらゆるニーズを満たす柔軟性とそれを高水準で実現するバルブメーカーならではの熟練した技術を強みとしています。これまでのケーススタディによってトラブルへの様々な対処法が弊社の中で蓄積されていますし、その積み重ねによって現在はバルブだけではなく総合工事会社としてプラントに関する多くの工事を担えると自負しています。

ーーーーー  バルブ関連以外に新しい事業にも挑戦されているそうですが、そちらについても詳しく教えてください。

岡野バルブ  はい。現在新たに、総称して『ソリューションビジネス』と呼ばれる3つの事業を手がけています。一つ目はVQ(バルビキタス)事業。装置産業のDXを支援する事業です。発電プラント、石油化学プラント、大規模工場から町工場まで、世界や他産業と比較して遅れをとっている装置産業のデジタライゼーション、更にはDXまでを推進することにより日本の競争力を再度高めることを目指しています。二つ目はIoM(Internet of manufacturing)事業。こちらは中小企業の受発注プラットフォーム事業です。サプライチェーンの川下にある小規模企業は発注を大企業に依存しているケースが多く、そんな現状を脱するため、モノづくり企業の助けになれないか、という思いから小規模企業に新たな受発注チャネルを提供しております。三つ目はERD(Engineering Research & Development)事業。メーカーとして外部クライアントの研究開発や試験を引き受ける技術研究・開発事業です。OKANOが培った要素技術を活かし、素材から装置、新製品まであらゆる分野の研究開発に対応、試験分野では流体試験、耐久性試験など当社が保有する特殊な試験装置とノウハウにより試験・検証に対応しています。

ーーーーー  最近では、Youtubeなど新しい活動も活発なようですね?

岡野バルブ  そうですね。新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと考えており、私たちが新しい場所に行こうとしている、新しいことに取り組んでどんどんチャレンジしていくんだ、ということを、社内も含め社外にもアピールしようという意図でYouTubeチャンネルをつくりました。一方で、完全に社内向けとして社内スナックというのもつくっています。製造メーカーですのでどちらかというと職人気質なマインドと言いますか、そんなにおしゃべりが活発な方ばかりではないところもあるので、皆さんがもうちょっと距離感を縮めるため、もしくはもう少し砕けた空間で仕事以外のことも含めて接触できるように、コミュニケーションの活性化を目的としてこのような施設を立ち上げました。活性化もそうですが、社員には新しいことをやるんだ、面白いことをやってるんだ、と、こういった取り組みに対してワクワクしていてほしいし皆さん、それに対して希望を抱いてほしいっていうのがもう一つの狙いでもあります。

ーーーーー  岡野バルブの会社としての強みを教えてください。

岡野バルブ  岡野のバルブは「約100年で培った技術力」と「過酷な状況を耐え抜く品質力」2つの要素で構成されています。発電プラント内の高温高圧環境でも耐え抜く品質とそれを実現する技術力。この2つがあるからこそ、岡野バルブは様々な国内のプラントメーカーさんに支持されています。岡野が100年近くかけて認められた技術力や品質力が信頼を生み、バルブ以外の事業にも繋がっていっています。私たちの強みはとにかく、安全にこだわる、品質にこだわる、そしてそれを成し遂げる技術力がある。これに尽きますね。

ーーーーー  今回募集している職種について教えてください。

岡野バルブ  DXコンサルティング営業というのはいわゆるVQ事業部の営業なのですが、弊社のこれまでのお客様をターゲットにしてまずはお声掛けをさせていただいています。お客様の工場に行って色々なヒアリングをしたり、現場を見ながら、現場の人に話を聞きながらどういったところに問題があるか、どういったところをデジタル化したり、アナログな部分を変えることによってどれぐらいの効果やメリットを相手に生むことができるか想像しながら、 お話を聞いて、ご提案をする、という仕事です。アイデアのご提案なども含めて、伴走しながら、支援させていただいてます。適性に関してですが、最近のIT、いわゆるデジタルツールをご存知な方、もしくは知らなくてもデジタルツールを使うことにアレルギーがない方がいいですね。加えてコンサルティング営業になりますので、課題解決力やプレゼン能力も必要になります。

ーーーーー  他に求める人物像はありますか?

岡野バルブ  これまでやってきたことを度外視して、フラットな状態で物事を決定していける、しがらみにとらわれず型にはまらない、難しいようなことや新しいことをやることに喜びを感じてくれる人、簡単に言うと知的好奇心が高い方、知的欲求が高い方。ちょっとこれやったら面白そう、というチャレンジを楽しんでくれそうな人。そういう、トライできるような人材だったら一緒に仕事したら楽しいだろうな、と思います。

ーーーーー  ありがとうございます。では最後に、御社PRをお願いします!

岡野バルブ  創業から継続しているバルブ事業、メンテナンス事業を確実に行っていくことはもちろんですが、新事業のさらなる推進を考えています。会社としてビジョンにも掲げてある通り、私たちはもっともっと日本の製造業をアップグレードしていく、私たちが主導でやっていきたい、という気持ちがあります。

変化が日々ある会社なので、働き手にとって面白い会社になってきたなと感じていますし、刺激的に楽しんでいきたいなら、うちの会社はすごくフィットすると思います。

同時にコミュニケーションの場を提供するなど、人と人の横の繋がりのコミュニケーションを大事にしていこうという意識も会社全体として強まってきているので、新しく入る方も良好な関係を築きやすい会社になっています。

歴史ある会社ですが以前よりかなり変わりましたし、新しいことをやっていく準備が徐々に整ってきて、どこにも負けない会社になると思っています!ぜひご応募、お待ちしています!

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岡野バルブ製造株式会社では、DXコンサルティング営業を募集中です。

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今回ご協力くださった沼田さんにも、さらにくわしくインタビューしていますよ♪

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