高い技術力を誇る、環境コンシェルジュ
年々高まる環境問題への取り組み。人類が健全で持続可能な経済社会を構築するためには、温暖化対策をはじめ、大気や土壌汚染、ごみ問題などさまざまな問題をクリアしていくことが世界規模での課題となっています。
「環境テクノス株式会社」は、公害問題が社会を騒がしていた昭和48年に創業して以来、時代のニーズに応えながら幅広い調査・分析を手掛け、価値ある情報、技術を提供。「始動!環境コンシェルジュ」を企業ビジョンに掲げ、顧客に信頼・安心とともに、プラスアルファの満足を届ける存在を目指している会社です。
実は…①創業者は北九州市の公害克服をサポートした立役者の一人!
創業は昭和48(1973) 年 。当時、八幡化学工業株式会社(現在の日鉄ケミカル&マテリアル株式会社)の開発部に勤務していた鶴田暁氏が、製造現場での公害対策で苦労した自身の経験をもとに、当時激甚な公害問題の渦中にあった北九州市において環境分析を手掛ける「公害研究所」を創立。北九州市が公害問題を克服していく上で、民間企業としてサポートを続けたそうです。
公害問題の収束後は、広がりを見せる環境ニーズの変化とともに業務を拡大し、平成7年からは中国にも進出しています。
実は…②世界初!環境分析における“ものさし”を製造
重さを測るための「分銅」や長さを測るための「ものさし」があるように、物質中にある成分を測る場合、どこで、誰が、いつ分析しても同じ結果が得られるような、基準となる「標準物質」が必要です。
「環境テクノス株式会社」は他社に先駆け、平成9年に日本初・世界初となる土壌の溶出試験用の組成型標準物質である「添加型溶出試験用土壌標準物質」の開発に成功。(社)日本分析化学会より認証値を付与され、全国および海外の同業者や研究機関に頒布。環境分析の精度向上に大きく貢献している会社です。

実は…③多彩な資格保持者が多数在籍!人材育成に力を入れています
「環境テクノス株式会社」の業務内容は分析や調査だけでなく、コンサルタント業、研究開発、エンジニアリング業務と多岐にわたります。コンサルタント事業部・環境調査課に所属する橋本さんは大学卒業後、情報通信の仕事をしていましたが「大学で学んだ自然環境に携わる仕事がしたい」と同社に転職。現在は主に海や山、河川などで試料を採取し、調査結果をお客様に報告する業務に従事しています。

自然に触れあいながら環境問題にも貢献できる今の仕事にやりがいを感じているという橋本さん。「専門的な仕事なので転職当初は不安でしたが、実際は現場で学べるし、先輩たちも優しく丁寧に指導してくれるので問題ありません!」と話してくれました。

また、資格取得は会社が全面的にバックアップ!各業務、社員それぞれのステップに合わせた内部・外部研修を用意し、学びを全力で応援。こうした社風が高い技術力を支えています。
実は…④専門職でも、仕事と子育てを両立できる会社です
環境事業部・水質課で、水や土壌の分析を担当している金子さんは「この会社では仕事と子育て、どちらも両立できます!」とニッコリ。実は分析部門で初の時短勤務を取得している金子さん。内容・質を落とすことなく重要な任務を任されながら、取材時は2歳の子どもの子育てに奮闘中でした。

技術職の女性に対して「出産や子育てなどで仕事を諦めずに続けて欲しい」という会社の方針や職場仲間の理解・優しさも、同社の人材育成にかける熱意の表れ。顧客の環境に関する相談事に真摯に向き合い、答え続ける同社の姿勢は、従業員に対しても同じスタンスが貫かれています。
顧客の要望を実現させるだけでなく、ひいては環境問題にも関わることができる同社のプロジェクトは、非常にやりがいのあるものです。未来につながる仕事に、挑戦してみませんか?
【企業概要
環境テクノス株式会社
《環境コンサルタント業》
〒804-0003
北九州市戸畑区中原新町2-4(北九州テクノパーク内)
http://www.kan-tec.co.jp/
<事業内容>
水質・土壌・廃棄物・大気・騒音・振動などの分析
環境調査、コンサルタント業務、研究開発、エンジニアリング
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