~北九州市立大学ひびきのキャンパスの学生が、北九州市を拠点に活躍されている企業様にインタビューを行い、企業の事業内容や魅力をまとめた取材記事を作成しました~
✨私たちが取材しました📝✨
【話し手📢】濵田重工株式会社 人事部 人事グループ マネジャー:安田善郎さん、産機事業部長:北﨑美知さん
【聞き手🎤】北九州市立大学 国際環境工学部3年:S・M さん、T・Mさん
✨企業プロフィール🏢✨
濱田重工株式会社は、1898年5月創業、1950年6月創立の歴史ある企業です。本社は、北九州市にあり売上高396億円、従業員1997人の大企業です。1898年の創業以来、一世紀を超えた長きにわたってお客様のベストパートナーを目指して鉄鋼関連事業に携わり、技術力の向上と信頼の獲得に努めてきました。そこで培った技術がエンジニアリング事業へと発展し、鉄鋼関連分野だけでなく文化・スポーツ・レジャー設備のメンテナンス事業も展開しています。また半導体素材の再生加工分野に進出し、鉄鋼事業・エンジニアリング事業とともに主力事業として三本柱を形成しています。長年にわたる操業を行ってきたからこそ得られたノウハウを機械技術として具現化し、自動化・省力化を進める中で、製鉄事業のパートナーとして貢献し続けています。
また125年の歴史の中で大切にしてきた誠心(まごころ)の精神を誇りにあらゆる課題に真摯に向き合い、柔軟な発想と最先端の技術で最適な解決策の提供に努めています。それは、たとえば、太陽光発電事業、バイオマス燃料取り扱い事業、商品販売事業などの取り組みに現れています。


【質問1】やりがいを感じるのはどんな時でしょうか。?
モノづくりの面において自身が担当した大きな機械がお客様のご要求通り動いたときや納入した機械がグーグルマップで見ることができたとき。また、一つのプロジェクトを一人で進めるわけではないため様々な人と協力し試行錯誤したものが完成したときです。
【質問2】今までで一番大変に感じたことはどんなことでしょうか?
若手社員の時、条件設定を誤って設計してしまい一部機能を満たさず修正作業で社内だけでなくお客様に迷惑をかけてしまったことです。しかし、その失敗があったからこそ今の私(北崎さん)があると考えています。若いうちに多くの失敗をして、そこから学ぶことが将来の成長にもつながると考えます。
【質問3】海外出張はありますでしょうか?
部署によりますが、設計・製造グループでは、海外出張があります。製作発注先は、中国・ベトナムが6、7割を占めています。
【質問4】就職活動で大事にしたほうが良いこととして、どんなことがありますでしょうか?
やりたいことや興味のあることを見つけ、自分で会社や仕事を決めることです。自分で決めずに他者から勧められて働くと会社に入ることが目的となってしまい、入社後ミスマッチが起こりやすく、会社にとってもその方にとっても、マイナスな状態になってしまうと思います。そのため、自分が本当にしたいことや続けていきたいと思える仕事を自分が主体となって見つけ動くことが大事でしょう。
✨学生インタビュワーの編集後記 ~お話をお伺いした感想~✨
グーグルマップで確認できるほど大きなものを製造しているとは思っていなかったので、そのやりがいに魅力を感じました。また北崎さんがそのような大きな製造を行うにあたって、様々な失敗や苦労があったからこそ、成しえることができたものや達成感を味わっておられるのだろうなと思いました。私も自分が好きなことやしたいことをしっかりと見つけ、様々な経験を通して、就いた仕事に誇りとやりがいを感じたいです。
