ブックタイトル就活応援マガジン 北九州市で働こう! vol.2
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就活応援マガジン 北九州市で働こう! vol.2
西南女学院大学人文学部観光文化学科Miku Tsunenari三石≫そうですね。仕事の体験だったり、企業内の紹介をしてもらうだけだったり、企業によっていろいろ違います。高野≫社風や企業の価値観を知る上でも、一番のチャンスなんですが、学生がイメージしていた内容と違っていると、もったいないですよね。梅林≫なるべくミスマッチが起こらないように、プログラムを開示するなどして、学生が見極められるようにするといいですね。やっぱり行ってみることで、社風や社員の様子を感じることができますし、抱いていたイメージとの違いなんかも分かると思います。長く働くことを考えたらとても大切なことなので、ぜひ体験してほしいです。小野≫北九州市は昨年8月下旬に初めて「北九州ゆめみらいワーク」を開催しました。合同会社説明会よりも、気軽に企業と話ができるイベントで、市内のさまざまな業種の企業が70社ほど参加し、説明よりも仕事の体験を中心に行いました。大学生の参加は高校生に比べると少なかったので、今年はぜひ大学生にも来ていただきたいです。恒成美玖さん大学のゼミが行っている「まち歩きプロジェクト」で、門司港商店街の活性化、着物レンタルの企画に参加。授業で学んだマーケティングに興味あり。平成28年4月から3年生。高野≫私もあれはすごいなと思いました。その場に行けば、1日でいろんな会社の仕事を体験できる。きっかけづくりに最適ですね。まずは体験してみて、興味が持てなかったらそれはそれでいいじゃないですか。おもしろいところが出てきたら、正式なインターンシップに行くとか、いろいろと選択できると思います。企業研究は、なぜ(Why)何を(What)どのように(How)の順番で三石≫北九州市で就職しようとする場合、業界や企業研究はどのように進めたらよいでしょうか。Shotaro Mitsuishi三石将太郎さん北九州市立大学外国語学部国際関係学科大学のキャリアセンター広報誌「キャリアーナ」の制作スタッフとして、企業取材やデザインを担当。世界を見て回れる仕事、旅行会社に興味あり。平成28年4月から3年生。高野≫どのように(How)研究をするかというやり方の前に、業界や企業の何を(What)研究するか、さらにその前になぜ(Why)それを研究するのかという順番があります。業界研究をするときは、W h yから考えていくのが大事です。自分と他の人では、大事にしたいことは違ってきます。まず、そこからスタートするといいのではないか、と私はいつも学生に伝えています。三石≫まずは、どういう職業に就きたいのか、自分と向き合って答えを出す。ある程度方向を決めると、何をするか、どう動いたらいいか見えやすくなるということですか。高野≫まさにおっしゃる通りです。そこまでいくと、自己分析と業界研究がつながってきます。自分がなぜ働くのか考えても、簡単には見つからないかもしれませんが、とりあえず始めてみる。業界研究やインターンシップの中で、また見えてくるものがあるので、軌道修正をしてまた動いていけばいい。三石さんの「キャリアーナ」の活動や、恒成さんのゼミの活動も、自分の仕事観につながっていくはずです。梅林≫商工会議所のホームページには、いろいろな企業情報が載っています。企業情報ネットワークという仕組みもありますので、商工会議所がお手伝いしている企業の情報は簡単に入手することができます。会社合同説明会でも、多くの地元企業の情報が得られます。今はネットで情報がすぐ手に入る時代ですが、企業の風土は実際に会ってみないと分かりません。会社説明会やインターンシップで、実際に会うことはとても大事だと思います。小野≫企業研究では、市が運営する「キタキュー就職ナビ」というサイトで150社ほどの企業を紹介していますので、こちらも活用いただければと思います。企業訪問は目的を持って、積極的に質問を三石≫企業訪問をするとき、気を付けたほうがいいことは何でしょうか。高野≫待ちの姿勢ではなく、自分で門戸を広げていこうという動きは、どんどんしたほうがいいです。そのうえで注意すべきことは、ここは必ずつかんでくる、こういうことは学び取ってくるという、自分なりの目的意識を持って行くことです。梅林≫私も、企業訪問に行く目的を明確にしていくことだと思います。訪ねたときには、メモを取りながら聞く姿勢も大事です。ただずっと座って聞いているだけだったら、話をする人事の方もちゃんと伝わっているのかな?と心配になると思いますよ。三石≫理由と目的がしっかりしていると、その企業に対する説得力がありますか。高野≫もちろんです。「いい質問だね」「そういうところまで考えてきたんだ」と、企業側もうれしいですよね。きっといい道が開けると思います。04