ブックタイトル就活応援マガジン 北九州市で働こう! vol.2

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概要

就活応援マガジン 北九州市で働こう! vol.2

CITY OF KITAKYUSHUKITAKYUSHUKATSUMAGAZINESPECIAL PROGRAM学生との対談企画就活を始める前に知っておきたいこと北九州市内の大学生と、学生の就活に携わる方々が対談を行いました。学生が就活を始める前に、知っておきたい情報がたくさん詰まった座談会です。小野≫本日の司会を務めさせていただきます、北九州市産業経済局雇用政策課の小野祐一と申します。今日の座談会は、学生の皆さんが気になる就活について、質問に答える場として企画しました。どんどん質問をして、ご自分のこれからの就職活動に役立てていただけたらと思います。それでは、皆さん自己紹介をお願いします。高野≫皆さん、こんにちは。キャリア救急センター福岡の高野一郎です。北九州市が運営する「若者ワークプラザ北九州」で、就活レベルアップ講座の講師もしています。学生の就職支援には13年間関わっています。企業の採用支援もしておりますので、皆さんのお役に立てればと思います。梅林≫北九州商工会議所の梅林繁喜です。商工会議所というのは地域の経済団体で、企業の経営課題の解決に向けて一緒に取り組んでいる組織です。事業計画や資金繰りの相談対応、人材育成セミナーの開催など、会社が地域の中で発展していくためのお手伝いをしています。三石≫北九州市立大学外国語学部国際関係学科の三石将太郎です。今年の春から3年生になります。大学では、東南アジアの国際関係を中心に勉強しています。また、大学のキャリアセンター広報誌「キャリアーナ」を制作しています。この活動を通して、最新の就職事情について知ることが多く、自分の将来を考える機会になっています。外国に興味があり、いろんな世界を見て回りたいと思っているので、就職は旅行会社にしようかと今は考えています。恒成≫西南女学院大学人文学部観光文化学科の恒成美玖と申します。マーケティングの授業で商品が売れる仕組みを学んで興味を持ったので、将来はマーケティング関係の仕事ができたら、と今のところ考えています。また、ゼミでまち歩きのプロジェクトに参加し、門司港商店街の活性化や、着物レンタル「れとろこまち」の企画運営に関わっています。3年生になる今年は、ゼミ長になったので、この活動を中心に頑張っていこうと思っています。複線化する大学生の就職事情ミスマッチのない企業選びを小野≫最近の大学生の就活事情についてお聞かせください。高野≫昨年は、これまで3年生の12月だった就職活動のスタート時期が、翌年3月になりました。その影響で、企業の採用選考の仕組みが変化したんです。就活の期間が短くなった一方で、3年生の夏休みに参加したインターンシップから事実上の選考が始まったり、セミナーという名前で企業説明会が行われるなど、選考ルートが複線化したのが大きな特徴です。3月から就活をスタートする学生も多いのですが、それ以前から就活を始める学生もいて、タイミングは人によって開きが出てきていますね。恒成≫企業はどんな人材を求めているのでしょうか。高野≫10年くらい前までは、「優秀な学生」という言葉がよく使われていましたが、最近はあまり聞きません。「自社に合う人」という企業が増えてきていますね。企業によって求めるものが違うので、適した人材を採用する発想に変化している気がします。三石≫先日、「キャリアーナ」の取材で博多の保険会社を訪ねたときに、求める学生像を尋ねたら、「挑戦する気持ちが一番大切」と言われました。いろんな企業に訪問していますが、皆さんそれぞれ違っています。02